aquapastelの自分語り

自分について、そして自分の思うことに関して書いていくブログ。前に書いていた第三者視点から一新してなるべく一人称視点で書こうと考えています。

自称ではありますが自分には精神障害っぽい気質があるな、と思ったので今後のためにメモしておきます

書きたいことを全てタイトルに書き込んだらタイトルが少し長くなってしまいました、すみません(^^;

さて、私は今まで心療内科や精神科に通ったことはなく、そのため健常者として今も生きています。特に人生の全てが壊れる程の大きな失敗をしたこともなく、うまくいかないことはあれど何とか普通の日常を生きてきました。

しかしその「うまくいかなかったとき」に、自分の何がダメだったのだろうか、と考えてネットなどで検索して、自分の性格に合うような精神障害を見つけたときに「自分はこの精神障害を持っているから失敗したのではないか」と考えるようなことも多々ありました。結局何だかんだと時間が経つうちに気持ちも落ち着くので、そのような時に病院に行ったことが一度もなかった訳ですが、今回は自分の性格やこれまでの経験と、それに近い精神障害についてメモしておこうと思います。

メモしておくことで、「自分はどのような精神障害を持っている可能性があるのだろうか?」「その精神障害とうまく付き合っていったり、治すにはどうすればよいのだろうか?」という問題への足掛かりになると思ったので今回の記事を書こうと思いました。またその精神障害に関連した本を読んで、自分なりの対処法をまた記事として書ければいいな、と思った所存です。

それでは、私と関連があるかもしれない精神障害について列挙していきます。

※基本的に障害の説明に関しては、厚生労働省メンタルヘルス専門のページで紹介されている説明を引用しています。

強迫性障害

強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。たとえば、不潔に思えて過剰に手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといったことがあります。

強迫性障害のページでは代表的な強迫行為や強迫観念の例も挙げられていたのですが、自分の場合「不潔恐怖と洗浄」「加害恐怖」「確認行為」が当てはまるな、と思いました。

  • 不潔恐怖と洗浄
    汚れや細菌汚染の恐怖から過剰に手洗い、入浴、洗濯をくりかえすドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、さわれない。
  • 加害恐怖
    誰かに危害を加えたかもしれないという不安がこころを離れず、新聞やテレビに事件・事故として出ていないか確認したり、警察や周囲の人に確認する。
  • 確認行為
    戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチを過剰に確認する(何度も確認する、じっと見張る、指差し確認する、手でさわって確認するなど)。

「不潔恐怖と洗浄」に関してはコロナ禍に入ってから気にするようになったのですが、買い物から帰ってきたり、大学から帰ってきた時にまず手を洗うのですが、その後買ってきたものや大学で触った教科書やプリントを触った後にも「これらにも細菌が付いているかもしれない」と思って手を洗うようになりました。また手を洗う際も、蛇口から水を出すときは手のひらがレバーに触れないように肘でレバーを下げて水を出したり、ハンドソープの泡を出す時もポンプヘッドは手を使わないとうまく押せないので手を水で洗った後押すのですが、手をハンドソープで洗った後ポンプヘッドにも泡を付けて水で洗ったり...とするようになりました。また外へスマホを持っていって触った時は、帰ってきてから画面を中心に全体を除菌シートで拭くようになりました。

「加害恐怖」に関しては例に挙げられているほど大袈裟ではないのですが、現実でもネットでも人とやり取りをした時に「あの時言った言葉で相手を傷つけてしまわなかっただろうか...」ということになることが時々あります。実際高校時代に2回ほど友達に対して前に言ったことを謝罪して、別に気にしてないよ、と言われた経験があります。

またこれとはまた違いますが、ふと外で独り言を言った時に、それが例えば「あの時のテストはダメだったなあ」だったとしたら、周りに人がいたりした時に「今あの人に僕が「ダメだったなあ」って言った部分だけを聞かれて僕があの人の悪口を言ったみたいになったりしなかっただろうか...?それで相手が傷ついたりしてないだろうか...?」というようなことになることもあります。

「確認行為」に関しては、大学を出る前に今日授業で使う教科書やノートが入っているかどうか、家を出た後でも不安になってリュックサックの中を見て確認したりするくらいですが、それでも強迫性障害の気質に当てはまるかな、とは思います。

PTSD

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。

私の場合、災害や事故などの命に関わるほどのことではありませんが、過去に失敗した経験やいじめられた時、親に怒られた時などの辛かった記憶がフラッシュバックすることがあります。これはPTSDの症状の一つです。

事件や事故のことなどすっかり忘れたつもりでいても、ふとした時に、つらい体験の時に味わった感情がよみがえります。
それは恐怖だけでなく、苦痛、怒り、哀しみ、無力感などいろいろな感情が混じった記憶です。

周りからみると、何もないのに突然感情が不安定になり、取り乱したり涙ぐんだり怒ったりするので、理解に苦しむことになります。
その事件や事故を、もう一度体験しているように生々しく思い出されることもあります。また、同じ悪夢を繰り返し見ることもPTSDによくある症状です。

時折何かがトリガーになって(過去の記憶を想起させるものを目にした、など)フラッシュバックが起きます。その時は苦しいとまでは言いませんが、少し嫌な気持ちにはなります。

子供の頃からよくテレビやネットで怖い画像や自分にとって悪い意味で印象に残る画像を見てしまうと、それが脳裏に焼き付いて頭から離れなくなり、怖くて恐怖に支配されて布団の中で不安でいっぱいになりながら寝る、というようなことが何度もありました。子供の頃は大きくなったらそういうことも怖くなくなるのかな、と思っていましたが、そういったことは実際少なくなった代わりに、前述したような現実的な怖さや不安に悩まされるようになった気がします。どちらが辛いか、と言われると一概には言えないのですが、酷いときは一方の恐怖にもう一方の恐怖をぶつけて相殺しようとしたことすらあります(^^;(例えば学校で失敗してしまった日にその失敗経験が頭から離れない時は、怖い画像を思い出して怖さの視点をずらす、など)

発達障害

発達障害はいくつかのタイプに分類されており、自閉症アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害、吃音(症)などが含まれます。
これらは、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなく、そのため、同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあります。個人差がとても大きいという点が、「発達障害」の特徴といえるかもしれません。

私の場合はそこまで気にするほどでもないのですが、ゲームなどに熱中していると、家族が話しかけてきても目の前のゲームを第一にして家族への対応をおざなりにしてしまうことがあります。他にもネットサーフィンなど、興味のあることへの集中力は高いと思います。所謂「過集中」の気がある、と何となく実感はしており、過集中はアスペルガー症候群ADHDの症状ではあるのですが、過集中以外のアスペルガー症候群の症状(規則正しく何でも揃っていないと気が済まない)はほぼ当てはまりませんし、ADHD(じっとしていられない、衝動的な行動が多い)も当てはまる節は少しありますが悩むほどではないです。そもそも過集中自体もそこまで生活に支障をきたしていないので、発達障害の線は薄いと思います。ちなみに発達障害は生まれつきの先天的な障害であり、後天的に環境や経験などを経てこのような性格になった場合は別の「パーソナリティ障害」という分類に当たるそうです。

またこの他、HSP(Highly Sensitive Personという繊細・内向的な性格を表す概念も自分に当てはまっていると思ってはいるのですが、これは実際に気質の一種であって精神障害とはまた異なるので、これに関してはまた別の機会に触れます。

もし精神科や心療内科にかかれば、上記の精神障害の内一つは実際に発症しているかもしれませんし、複数の精神障害を同時に発症しているかもしれません。また、そういう精神障害に近い気質を持っているだけで、実際は健常者なのかもしれません。

個人的な意見として、病院にかかったり精神薬を飲むのは治療費もかかったり、これまで送ってきた人生が180度変わってしまうかもしれない、というような理由もあって精神的なハードルが高いので、どうしようもなくなった時の最後の手段と考えています。精神科や心療内科にかかる目安として病院の公式サイトなどでは主に「何をしても楽しめないうつ状態希死念慮がある」というものがありますが、今の所私にはそういったものもないです。

なので普段は精神障害に関連する本やブログを読んで、個人で出来る対策を講じて安定した日常を送りたいと思っています。またそれらの知識を自分で実践してみたりして、実際にこれをやって生きやすくなったな、と思うようなものがあればこのブログでも対策法として書きたい、と思っています。

ただし、私が書きたいと思っているのは私が実際にやってみて、その結果「私の場合」楽になった方法です。当然そういった方法には個人差がありますし、私は正確な診断も受けていない自称精神障害者なので、本当にその精神障害を発症している方たちからすれば完全に的外れ(それどころか逆効果)な対策かもしれません。

よって私が今後このブログに示す対策法はあくまでも「この精神障害かもしれない...けど病院に行くのは嫌だったり、行くほどでもない」という人の応急処置レベルの対処として役に立てれば、という程度のもので、それこそその精神障害が原因でうつ状態になったり希死念慮に囚われていたりするほどの重篤な状態にあるのであれば、私のような専門的に医療知識を学んでいないような人間の個人的な意見は無視して、すぐに専門の心療内科や精神科にかかるようにしてください。

また先程も言いましたが結局このような方法には個人差があるので、私の書いた方法を試して自分は楽にならなかった...というのであれば、私のやり方に固執せず他の人が回復した方法を参考にすることをおすすめします。